書籍紹介『取引先リスク管理Q&A』
2022.05.17
インタビュー
『取引先リスク管理Q&A』執筆者インタビュー
執筆への思いを聞きました。
※2022年5月20日出版
PROFILE
T.A
データ工場
J.N
データ工場
リスクモンスターでは与信管理に関する書籍を定期的に発刊しています。
この度、2022年5月に『取引先リスク管理Q&A』の出版が決定いたしました!
執筆を務めた2名の社員へのインタビューをもとに、
執筆への思いとリスクモンスターでの仕事や魅力についてお届けします。
執筆の目的
書籍の内容について
『取引先リスク管理Q&A』は、リスクモンスター(以下RM)に寄せられたお問合せに対して、頻出順にまとめられた書籍になります。
今回の改定版は審査業務に携わる方向けの書籍となっています。
具体的な変更点としては、初版の内容をブラッシュアップしつつ、現在の時流に沿った項目(コンプライアンスチェック、電子契約、2020年の民法改正など)を追加した内容となっています。
Q.どんな人に手に取ってほしいですか?
J.N
法律系の内容を細分類化して執筆しているため、
法務系の実務をされている方や、法律系の資格を勉強されている方にも、
おすすめの書籍となっています!
Q.書籍を執筆する上で大変だったこと、やりがいは何ですか?
T.A
また顧問弁護士にリーガルチェックを依頼した際、
アナリストとは違う視点での言い回しや表現方法をご提案いただき、法律系の勉強になりました!
J.N
専門用語や常に変わる法律への理解に苦労した部分もありましたが、非常に勉強になりました。
私は文章を書くことが苦手でしたが、今回初めて文章をチェックする側も担当しました。苦手意識から苦労を感じつつも、やりがいも感じました!
書籍を執筆するうえで、様々なことを感じていらっしゃるのですね。
次に、業務について聞いてみました!
Q.どんな業務に携わっていますか?
T.A
データ工場として、一番重要な仕事は格付業務です。私は、データ工場の社員たちが見直した格付に問題がないか承認する立場にいます。格付の精度を保つことが最も重要なので、見落としがないよう気を付けています。リスクモンスターサービスの根幹である、という意識をもって仕事をしています。
J.N
格付見直しのプロセスオーナー(※)をしています。格付の見直しにおいて部全体がどう動いていくのかを決めたり、コロナなどにより倒産しやすい業種を特定したりしています。その他には、与信管理に関するセミナーの講師や、お客様の与信管理業務を助けるための提案資料の作成も行っています。
※プロセスオーナー/各業務のリーダーのような存在。
Q.リスクモンスターへの応募動機は?
T.A
リスクモンスターに入社する前は、証券アナリストをしていました。
主な仕事は企業分析や上場企業代表者への取材など。
「企業分析に関してさらに知見を深めたい」と思った際、上場企業だけでなくあらゆる企業の情報を集めているリスクモンスターに興味をもちました。
J.N
前職は銀行員でした。銀行に就職し、一年目は印刷やファイリングなどの雑用がほとんどという状況でした。誰かがとった案件の稟議を書くのが仕事で、自分で案件を取るということはなかったです。リスクモンスターではやりたいことを言えば、一年目など関係なくやらせてもらえる、というのを聞き、入社したいと思いました。
Q. リスクモンスターにはどんな人が向いている?
T.A
私が所属しているデータ工場は、やらなければならないことがしっかり決まっており、それを時間内に必ず終わらせる力が必要な部署です。
そのため、周りを頼れる人が向いていると思います。自分自身を客観的に見て、足りないことがあると感じたときに周りに聞ける人です。聞くのが恥ずかしい、だから自分だけで判断する、という人は成長に繋がらないと思います。
J.N
リスクモンスターでは部署関係なく接する機会があります。部署の垣根を越えて業務を遂行しており、風通しがよいと感じています。
だからこそ、自分の意思をもって働くことが大事だと思います。若手が多い=競争力があるとも言えますので、やりたいことを持っていて、それを主張できる力が必要です。
Q. 今後の展望や目標は?
T.A
与信管理業界、そして与信管理をどう行うのか、が大きく変わる時期だと思っています。インターネットを利用して与信管理を行うリスクモンスターが、与信管理業界の中心部分に加わるかもしれない。その転換期を主導する立場にいることは面白いと感じますし、引き続き頑張りたいと思っています。
J.N
今後はデータ工場と営業部で一緒に案件を獲得する、ということがやりたいと思っています。今は営業部がとった案件に対して、データ工場がまとめた資料を提示する、という流れです。連携はあるものの一緒に獲得、という流れではないので、新たに挑戦してみたいです。
SUMMARY
与信管理をお手伝いする一環として、
書籍の執筆を行なっているんですね。
リスクモンスターにお越しになられた際は、
ぜひ書籍を見てみてください!
リスクモンスターでは他にも色々な書籍を発行しています。
書籍についてご興味がある方はこちら↓
T.A