書籍紹介『業種別審査ノート』
2022.05.18
インタビュー
『業種別審査ノート』執筆者インタビュー
執筆への思いを聞きました。
※2022年2月出版 ※非売品
PROFILE
Y.T
データ工場
データリサーチ課
T.I
DXチーム
リスクモンスターでは与信管理に関する書籍を執筆しています。2022年2月には『業種別審査
ノート』を出版いたします。出版を記念し、執筆を務めた2名の社員にインタビューをしました。
執筆への思いだけでなくリスクモンスターでの仕事や魅力についても伺いました。
執筆の目的
書籍の内容について
『業種別審査ノート』は、2017年に発行した『リスモン業種別審査ノートVol.1』を皮切りに、国内の42業種をVol.1、Vol.2の2冊にまとめ、内容を更新しながら収録業種数を増やして発行しています。中国の15業種を収録した中国版『業種別審査ノート』と合わせて計3巻発行しており、今回発行する『業種別審査ノート』では、既存業種の内容を更新すると共に、新たに3業種を追加しています。
各業種については、以下の2編に分けて述べています。
【与信審査編】 各業種のビジネスモデル、与信管理で注意すべきポイント
【データ分析編】売上高や従業員数などのデータを分析し、他業種と比べた上での特徴など
Q.本書籍の見どころを教えてください!
T.I
今回の改定では、関連業種を揃えて1冊にまとめています。
以前より、似た業種を比較しながら見ることができるようになっています!
Q.次の執筆にはどのように臨みたいですか?
Y.T
日々情報収集を行っており、コンプライアンスチェックに関するデータの拡充など、自社のデータベース構築を進めています。収集した情報から新しい分析に取り組んでおり、分析結果を書籍にも活かしていきたいと考えています!
T.I
Q.どんな業務に携わっていますか?
Y.T
データリサーチ課の長としてマネジメント業務を行いながら、自身が担うプロジェクトを促進しています。部署の役割としては、リスクモンスターがサービスを提供するためのベースとなるデータの収集・蓄積・メンテナンスをするとともに、新しいサービスの開発を行っています。
T.I
DXチームに所属し、チームリーダーを務めています。
DXチームは、2021年4月にできた新しい部署で、倒産予測モデル分析やお客様のサービス利用分析などのデータ分析が主な仕事です。
Q.リスクモンスターへの応募動機は?
Y.T
新卒1期生として入社しました。与信管理に全くなじみはありませんでしたが、自分が成長できる会社という観点で、ベンチャー企業を中心に就職活動を行っており、リスクモンスターに出会いました。当時10年目を迎えたリスクモンスターは、新卒採用を初めたばかりで1期生として入社できることに魅力を感じました。面接の際に現在の営業本部長が「今後10年間で会員数など事業目標として掲げる数字の【桁を増やす】」とおっしゃっており、自身が成長でき、楽しく仕事に取り組める会社と実感したことで入社を決めました。
T.I
私は中途で入社しました。新卒時は銀行に入り、社会人4年目にリスクモンスターに転職しました。転職理由は、格付の分析や倒産予測モデルの構築に興味があったからです。実際、リスクモンスター入社後は、データ工場に配属され、希望していた業務を担当することができました。とても充実しています。
Q. リスクモンスターにはどんな人が向いている?
Y.T
リスクモンスターは、手をあげればチャレンジできる会社だと思います。海外拠点である上海で活躍しているメンバーなどは、自ら立候補して新しい環境で挑戦しています。私自身も大阪支社に新たな部署としてデータ工場を創設する際に手を挙げ、一緒に働くメンバーの採用など今までにない経験を積むことができました。
設立から20年経っていても、気持ちとしてはまだまだベンチャー企業ですから、積極的に成長したい、学びたいという姿勢のある人が向いていると思います。
T.I
現在のリスクモンスターのメンバーは、人柄として温和な方が多いと感じています。人当たりがいい、と言いますか。各自個性はあるものの、悪い意味で癖が強すぎる人はいませんね(笑)
アナリスト業務に関して言うと、「考え続けることができる人」が向いていると思います。最初から明確な答えがない業務が多いので、考え続けることで答えを探せる人と働きたいです。考えることに飽きてしまう人にはしんどいかもしれません。
Q. 今後の展望や目標は?
Y.T
事業の環境として、入社時以上にベンチャー企業感が出ており、自社のデータをより自由にサービス提供できる体制となっています。会社として新しいことにどんどん取り組めるよう、データリサーチ課としてリスクモンスターの核である情報を守りながら、海外に向けたサービスの展開など、新しいことに挑戦したいですね。
T.I
1人のプレイヤーとしての仕事はある程度達成できているかな、という感覚があります。今後(向こう1年くらい)の目標としては、自分がリーダーシップを発揮し、個人単位ではなく、チームや部署単位で成果を出せるようにすることです。
SUMMARY
取引先リスクQ&Aに続き、二冊目の書籍紹介でした。
与信管理を様々な方向からまとめ、執筆をしています。
リスクモンスターでは他にも色々な書籍を発行しています。
書籍についてご興味がある方はこちら↓
Y.T
内容が難しそうに感じるかもしれませんが、
各業種に詳しくない人でも読みやすい内容になっています。
与信管理の実務を行っている方はもちろん、それ以外の方にも読んでいただき、 知識を深めてほしいです!