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【若手社員研修】対話から広がるキャリアとは…?

  • 人事通信

2025.09.30

社員の教育

【若手社員研修】対話から広がるキャリアとは?

今回のテーマは「若手社員研修」です。

当社では、若手社員が安心してキャリアと向き合えるよう、定期的に対面形式の研修を実施しています。直近の2回の研修では、業務に役立つ知識の習得だけでなく、グループワークを通じて年次やグループ会社の垣根を越えた交流をし、自由に意見を交わしながら将来像を描く時間も設けられました。

今回は、その具体的な内容と「新卒社員」と「人事」、二つの立場で参加したからこそ見えた研修の感想をお届けします!

目次

・【第一回目】キャリア開発研修について

・【第二回目】ジョブクラフティング研修について

・まとめ

【第一回】キャリア開発研修について

 第一回目は、当時、新卒1年目~新卒4年目社員に加え、中途採用30歳までの社員を対象に、モチベーショングラフや自分史の作成などのワークを通じて自己分析を行い、現状と理想のギャップや、自身の意欲を高める要因である「モチベーションスイッチ」を正確に把握し、理想の自分に近づくために何をすべきかを考える研修を実施しました。
 また、自己分析だけでなくグループワーク(他者分析)も取り入れることで、分析の質をさらに高めました。

Q.【第一回】キャリア開発研修受講後の感想について
女性1
財務経理部 当時4年目

当研修を通じて、2年後には決算報告業務に主メンバーとして携わることを目標に掲げ、

後任者への指導や子会社との連携、税務対応、会計システムの管理など、現状期待されている役割を着実に果たしたいという気持ちが明確になりました。

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DX本部 当時2年目

自身のモチベーションを高める要因が「期限や目標を明確に設定すること」であると、改めて認識し、これを業務への取り組みに活かしていきたいです。将来的には、自ら課題を見出し改善を主導できる人物を目指し、現在従事している業務においても、組織の期待に応えるために全力で取り組みたいと思います。

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CS部 当時2年目

モチベーションに関わらず行動を続けることができ、マインドリセットの方法を自分で把握できる強みを再確認しました。今後は営業に対するナレッジ化・言語化を進め、LTV最大化の施策を発案し、売上規模の大きい企業へのインパクトのある提案および、目標数字の達成や会員企業様の理解度向上、業界動向の把握とアウトプットができるよう努めたいです。

【第二回目】ジョブクラフティング研修について

 第二回目は、新卒2年目~新卒4年目の社員に加え、上海拠点のグループ会社で働く、新卒入社4年目までの社員を対象に、ジョブクラフティングという、自分の仕事に対する意識や行動を見つめ直し、仕事を「やらされている」ものではなく、「やりがいのあるもの」へと変容させ、主体性を引き出す手法を学びました。単に手法を学ぶだけでなく、グループワークを通じて、お互いの業務内容や意義、やりがいをインタビューし合いながら深く掘り下げました。

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研修後のアクションプランについて

 事後課題として、現時点での仕事のやりがいと理想的な仕事のやりがいを再確認し、今の仕事をもっと面白く・意味あるものにするためにできそうなことはあるか考え、次のアクションプランについて検討しました。その内容の一部をご紹介します。

Q.現時点での仕事のやりがい/理想的な仕事のやりがいは?
女性3
営業部 3年目
現時点での仕事のやりがいは、将来に活かせる多様な知識を身につけられているという実感があることです。自分で業務を調整したり、新しいAI活用の知識を取り入れて実践したりしながら、新たな発見や課題に挑戦できる環境を作れていると感じます。
理想的な仕事のやりがいは、大変な状況でも前向きに仕事を楽しめる人と一緒に働くことで、自分自身のやりがいをさらに高めることです。
男性1
開発本部 2年目

現時点では、依頼に対して適切に対応できたときにやりがいを感じます。また、自分でスケジュールを調整し、期限内にタスクを完了できたときに充実感を得ています。
今後もさらに知識を深め、改善案に自分自身の考えを盛り込むようになることでさらにやりがいを得たいと考えています。

Q.今の仕事をもっと面白く・意味あるものにするためにできそうなことは?
女性3
営業部 3年目

プロジェクトの公募を実施することです。
やる気のある人が集まることで、自然とシナジー効果が生まれると考えています。
逆に、公募をしても人が集まらない場合は、プロジェクト自体の魅力や仕組みに課題があることが明確になります。そのため、無駄なプロジェクトが初期段階で進まなくなり、健全なフィードバックとして改善サイクルを回すことが可能になると考えます。

男性1
開発本部 2年目

定型業務の改善点を考え、手順の更新を行い作業内容をより明確にすることです。

後は、研修などに普段の業務で使用しているサービスが活かせないか吟味し、開発サミット(社内で、開発本部の社員が技術テーマを掲げ、調査内容を発表する大会)でその内容を発表できるように検討したいと考えています。

まとめ

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人事総務部 M・H

計2回の研修を新卒社員と人事、双方の立場で参加し、普段関わることの少ない社員との交流を通じて、さまざまな価値観や考え方に触れることで視野が広がりつつ、横のつながりがさらに強まったと感じました。

一方で、人事の立場として、若手社員が互いに刺激を受けながら自分の将来像を真剣に考えている姿に頼もしさを感じるとともに、キャリアを後押しできる環境を整えることの意義を改めて実感しました。

SUMMARY

今回は若手社員研修についてご紹介しました!

受講者からは、2回の研修を通じて普段関わりのない社員と交流でき、

多様な価値観に触れることで横のつながりが強まったと実感する声が、

多数寄せられました。

当社では引き続き、若手社員のキャリア支援に力を入れ、仲間と共に学び、

支え合いながらキャリアを築ける環境を育んでいきます。