社長×新卒1期生クロストーク

CROSS TALK 01

社長×新卒第1期生クロストーク

共に歩いてきた仲間として、リスペクトして競い合っていく。

新卒採用第1期生の3名。
その歩みは、自分自身とリスクモンスターの企業としての成長がシンクロした10年でもありました。
第1期生採用に携わった藤本社長を交え、
3名が“これまで”を振り返りながら、“これから”について語り合いました。


PROFILE

Y.T
サービス・コンテンツ本部 データ工場 レイティング2課 課長代理
2011年入社

工学部電子機械工学科卒。入社後、開発ソリューション部に配属。データ工場レイティングチームを経て、2018年より現職。

K.Y
法人サービス営業第一部 ソリューション営業課 課長補佐
2011年入社

経営学部経営学科卒。入社後、与信管理サービス営業部に配属。大阪支社大阪営業課を経て、2016年より現職。

M.M
サービス・コンテンツ本部 カスタマーセンター 与信サービス1課 主任
2011年入社

地域創造学部観光学科卒。入社後、カスタマーセンター配属。与信管理サービス営業部を経て、2020年より現職。

藤本 太一
代表取締役社長

2010年の創業10年を機に新卒採用を開始。先頭に立って3名の第1期生採用を行った。

「10年後には管理職」という言葉に迎えられて

藤本

私が社長に就任したのが2011年。同じ年に新卒1期生として入社したのがここにいる3人でした。カラオケでは3人そろってハモりながら歌うほど、息はぴったり。本当にいいチームだよね。

M.M

仲間であって、同時にライバルでもあるって感じですね。表彰されるときも、いつも3人一緒だったし。

K.Y

誰かが先に昇進すると「次は自分が」と思ったり、お互いにいい刺激を受けながらここまで続けてこれたよね。

Y.T

それぞれ部署は違うので、顔を合わせることは少ないですが、存在はいつも意識しています。

藤本

実は新卒採用に向けた準備は2003年から始めていたんです。「会社が成長するには人を育てられる組織にならないといけない」との考えから、長い時間をかけて業務フローや育成ノウハウの見える化に取り組みました。その準備が整って初めて迎え入れたのが皆さんでした。

M.M

当時はリーマンショック後の就職氷河期だったので、就活は大変に厳しかったです。

K.Y

確かに厳しかった! なかなか内定が出なくて焦った記憶があります。

M.M

その中でようやく内定をもらった2社の1社がリスクモンスターでした。社内の風通しがよくて、誰に対しても自由に話ができる、そんな環境に惹かれて、リスクモンスターを選びました。行動基準にある「挑戦なくして成長あらず」という言葉にも共感しました。

藤本

創業から10年を迎えたものの、当時は少し会社の成長が鈍化傾向で危機感もあった。リスクモンスターの次の10年をともに強く成長させられるメンバーだと思っていたし、10年後にはM.Mさんはじめ、みんな管理職になってくれるはずだとイメージして採用したことを覚えているよ。

Y.T

10年後に管理職という言葉は、説明会で聞きました。新卒活動時は、「入社3~5年で管理職に」と謳うベンチャー企業も多かった中、ずいぶん地に足のついた会社だなと感じたことを覚えています。

K.Y

M.Mさんと同じく、私も2社から内定を得ていました。一方は毎年新卒を100名以上も採用する企業で、一方のリスクモンスターは新卒1期生3名。きっと手厚く育ててくれるに違いないと思って、リスクモンスターに決めました。

藤本

K.Y君については当時の採用責任者が「彼は絶対に化ける!」と強く推していたのを覚えています。その期待に見事に応えてくれたよね。

Y.T

私も新卒1期生の響きが刺さりました。面接で「今後10年で会員数などのケタを増やす目標で事業を展開する」と話を聞いたのが、今も心に残っています。私は理系でしたし、事業内容も正直よく理解できていなかったですが、リスクモンスターの成長力に惹かれて入社を決めました。

藤本

私自身も理系出身なのでY.T君の気持ちはよくわかります。入社して業務を進める上で、学生時代の専攻が原因でもし壁にぶつかるようなことがあったら、背中を押してあげようと思っていました。

それぞれの転機、そして成長

K.Y

振り返るとあっという間に10年経ったよね。何より同期3人、誰も辞めずにこられたのが本当に嬉しい。

M.M

でもK.Yさん、3年で辞めて起業するんだって言ってなかった? パスタ屋をやりたいとか。

藤本

この10年間を振り返ってみて、最も印象深かった思い出は?

K.Y

営業としてMVPを取ったことですね。3連覇の時は社長賞もいただき、その次は4連覇も達成できました。

Y.T

1回だったらラッキーパンチで取れるかもしれないけど、3連覇、4連覇は本当の実力がないとできない。同期としてK.Y君の姿には感動したし、誇らしく思いました。

M.M

私は、K.Yさんなら絶対にMVPが取れると信じてました。営業としてのセンスが素晴らしいし。実は私も営業をやってみたいと思っていたけれど、K.Yさんを見てとってもかなわないと思って諦めたんですよ。

藤本

K.Y君のすごいところは、絶対に諦めず、愚直なまでにやり続けるところだね。根が明るいから、常にポジティブな姿勢で努力し続けられるところが一番の強みだと思う。

K.Y

ありがとうございます。社長賞をいただいたとき、別部門のマネージャーから「ただのビッグマウスだと思っていたけれど、3連覇はまぐれじゃできない。見直したよ」と言ってもらったのが嬉しかったなあ。
M.Mさんは振り返ってみて何が印象に残っていますか?

M.M

私たちカスタマーセンターが担当しているお客さまの中には、競合他社をメインで利用されている企業も少なくありません。私は入社3年目にそうした企業にリスクモンスターをメインにご利用いただくよう働きかけ、見事に切り替えできたことが印象に残っています。切り替えのためにできることはすべてやり尽くしたので、達成感がありました。

Y.T

100年の歴史を持つ競合企業からの切り替えだから、すごいですよ。

藤本

M.Mさんは、いい意味でお節介なところが魅力なんですよ。そのキャラクターがお客さまを動かしたんじゃないかな。

K.Y

その企業を私が今は営業として担当しています。僕が兎タイプだとしたら、M.Mさんは亀タイプ。コツコツと積み重ねて大きな成果に結びつけていくところが、M.Mさんらしいですね。

藤本

Y.T君は、やはり大阪支社でデータ工場の立ち上げを担当したことが思い出深いのでは。

Y.T

はい、そうですね。3年前に「大阪にデータ工場を立ち上げる」という話を聞いて、ぜひ自分に担当させてほしいと志願しました。

藤本

大阪支社の発展のためにデータ工場が不可欠だと、会社として判断したタイミングでした。リスクモンスターにとって非常に重要な挑戦だったんだよね。Y.T君が自ら志望してその仕事に取り組み、見事成功させてくれました。おかげで大阪支社の規模は3倍になりました。

Y.T

何もないところから人を採用し、教育して、チームをつくりあげました。大変だったけれど、やりがいのある仕事でしたね。

藤本

仕事って、やりたいという人に任せるのが一番力を発揮してくれると思う。Y.T君も“やらされ感”はまったくなかったでしょう。自ら手を挙げた人に責任ある仕事を任せるのは、リスクモンスターの創業以来変わらない方針です。

次の10年もフロントランナーとして走り続ける

藤本

改めて振り返って、リスクモンスターの魅力って何だろう。

M.M

私が今でもよく覚えているのが、入社して最初に配属が発表されたときのことです。ハリー・ポッターの「組分けの儀式」みたいに、イスに座って帽子をかぶったら「カスタマーセンター!」と声が聞こえました。とても驚いたけど、リスクモンスターらしい遊び心だなあと思ったものでした。

藤本

確かにそんなこともあったね。

M.M

何をするにも私たちには新卒1期生という言葉がついてきましたが、社内の雰囲気がとてもフレンドリーなので、肩肘張らずにできたと思います。

K.Y

風通しのよさは、一番の魅力です。社長や会長とも気軽にコミュニケーションできるし、部署間の垣根もありません。そんな社風なので、専門性の高い仕事でも気負わずに先輩社員に教わることができ、無理なく覚えられたと思います。

Y.T

フランクに話せる人が多く、社内コミュニケーションは非常に取りやすいです。一方で、他のベンチャー企業と違って制度や社内ルールは思っていた以上にしっかりしています。このあたりはさすが上場企業という感じですね。

藤本

今後リスクモンスターがグループ会社も含めた“チームリスモン”としてさらに成長していくために、この3人に牽引車としての活躍を期待しています。それぞれこれからのビジョンを聞かせてください。

K.Y

10年後のリスクモンスター30周年には、今の10倍の規模の会社にしていきたいです。そのためには新しいサービス、新しい仕組みを生み出すことが不可欠でしょう。この同期3人がそれぞれの部署でキーパーソンとなり、連携を高めていけば、間違いなくリスクモンスターを大きく成長させられると信じています。

M.M

私はカスタマーセンターをよりよい組織へと磨き上げていきたいと考えています。お客さまの満足度を高め、リスクモンスターへの信頼度を上げていくのもカスタマーセンター次第だと思っていますから。そのためには私自身がプロフェッショナルとして力を発揮しなければと考えています。

Y.T

せっかく大阪支社のデータ工場立ち上げを通じてチームビルディングの面白さを経験したので、次はリーダーとしてチームマネジメントに挑戦したいと思います。その結果サービスの質を高め、リスクモンスターのファンを増やし、成長につなげていきたいと考えています。

藤本

ありがとう。みんなの頼もしい言葉を聞くと、入社当時のことを考えると感極まってくるよ。

これからのリスクモンスターは「信用を判断するだけでなく、信用を生み出すことができる」サービスの創造を目指して、さまざまなイノベーションに取り組んでいきたいと考えています。3人にはその最前線に立って欲しいし、10年の経験で培った視野の広さ、プロフェッショナリズムをしっかり発揮してもらいたい。皆さんがさらに成長すれば、リスクモンスターももっと大きな存在になっていくでしょう。期待しているよ!